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January 2013

【點心爛漫】即製鴛鴦茶

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香港の茶餐廳での香港らしい飲み物として有名なのは、港式奶茶。これでもかというほど黒く煮出した紅茶にコンデンスミルクで作るミルクティ。これ東の横綱とすれば、西の横綱、それが今日ご紹介する、「鴛鴦茶(えんおうちゃ)」である。廣東語で読めば[ぃゆぉん ゅおん ちゃぁ]みたいな音になる。

 「鴛鴦」って「おしどり」のこと。香港では、仲良くペアになってるものをさす場合が多い。たとえば「鴛鴦鍋」というと、鍋料理で、それが真ん中で仕切ってあって、2つの味の鍋が1つの宴席で同時に楽しめるようになっているものを言う。

 それで問題の「鴛鴦茶」。そう二つが仲良く混ざっている。それはコーヒーと紅茶である。それをミルク仕立てにしたもの。砂糖もたっぷり入っている。日本人の感覚としては「コーヒーと紅茶を混ぜる???」となると思うが、香港はイギリス統治の植民地だったから、西洋文化とアジア文化が交ざってできあがった社会だから、とにかく混ぜちゃうのである。そして港式奶茶よりも鴛鴦茶を飲めてこそ、大人の香港通であるとされる。

 そしてこれは、捷榮珈琲有限公司の“獨特港式”「3合1 鴛鴦 All in One Yuan Yang」。早い話がスティック鴛鴦茶。はい、香港のスーパー[惠康ウェルカム]で買ったもの。

[冲調方法/作り方]
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(1)將一包捷榮三合一鴛鴦倒入杯中。
 スティックの封を切り、カップに入れる。

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(2)注入約125毫升熱開水。
 125mlの熱湯を注ぐ。

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(3)攪拌後便可享用合您心意味的味美三合一鴛鴦。
 よくかきまぜて、三合一鴛鴦茶をお楽しみください。

 14g入りのスティックが12本入り。獨特港式の味をお手軽に楽しめる。

 どんな味かというと、飲んだ瞬間は「あ、ミルクティか」と思うが、「あれ? コーヒー風味?」と感じた後に、渋みがジョワワ〜ンっと沸いてくる。この渋みは、紅茶を飲んだときとも、コーヒーを飲んだときとも違う独特のものである。この渋みが鴛鴦茶の特徴。これがシックリきたらもう病みつきになること間違いなし。
 ま、興味を持った人は試しに自分で作ってみよう。あり合わせのもので作ることはできるョ。


(1)マグカップにティーバッグ(リプトンとか日東とか)で紅茶を出す。
(2)砂糖をスプーンで山盛り2杯。
(3)インスタントコーヒー(ネスカフェとかブレンディとか)をスプーンに軽く1杯。よくかき混ぜてできあがり。

 これでも十分に渋さが味わえるので試してみて。飲み慣れたら、君も香港に行ったとき朝食は茶餐廳に入って、迷わず、“公司三文治(ミックスサンドイッチ)”と鴛鴦茶を注文し、蘋果日報なんかをバサッと開いて運んでくるのをさも面白そうなことはないという顔をして待とう!

(記:うずらまん編集長)

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【電影覇王】ポリスストーリー2 九龍の眼
警察故事續集

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今夜は晩ご飯のときに、成龍ジャッキー・チェン監督主演の『ポリスストーリー2 九龍の眼/警察故事續集』をDVDで鑑賞。去年、ジャッキーので吹き替えの入ってるDVDをまとめて購入したのだけど、ポリスストーリーシリーズはオリジナルシリーズと別シリーズがあるけど、全部に吹き替え入ってた。ただジャッキー以外の人は声優さんが固定されてないけどねぇ。

 さてさて、この『九龍の眼』は1988年の作品。このころもうジャッキーの映画は香港で公開後すぐに日本でも公開されるようになっていた。

 この映画はヒヨコと映画館で観たことを覚えている。導入部はパート1のダイジェストから。そしてパート1の敵が狂言回しの役で使われているのが、構成としてとてもうまいなぁと当時も思った。とにかくジャッキーの作るアクション映画で監督もジャッキーがやっているものは、アクションの大技でこれ見よがしのものよりも、小さいアクションの連続で笑わせたり、小気味よさを際立たせたりするのがうまいと思う。そのためなら、自分はカッコイイ感じばかりではなく、痛い目にあったり、失敗したりというのもどんどんと織り交ぜていく。ちょっとした小道具の使い方、仕掛けてあるいろいろなもの、家具とかそういうのがほんとうまいと思う。

 なんと言っても20年以上前だから、当然ジャッキーは若いし、董驃トンピョウも生きてた(笑) 張曼玉マギーもカワイイ女の子だし。しかし、警察がオープンリールのテープレコーダーを使ってたりするのは時代を感じるなぁ。まだケータイもなくポケベルがせいぜいだったころ。

 ロケ場所はあまりわからなかったけど、置地廣塲ランドマークなど知ってるところも出てきた。あの爆弾を外すトンネルはどこだろうなぁ。しかし、相変わらずジャッキーのクルマさばきはかっこいいなぁ。

 そして、アパアパアパとラストのアパアパアパ返しで笑った。大爆発。ストーリー上は敵は爆発に巻き込まれたのかなぁ。それともギリギリ助かったことになっているのかなぁ。ちょっと気になったけど。

 エンディングはお楽しみNG集。毎回ケガしてるなぁと思いつつ見てると、ジャッキーのお茶目なとことか、撮影で真剣なとことか見れて,これまた得した気分になった。やっぱりジャッキーは、インタビューされていらんこと言うよりもどんどん映画を作って欲しい。それでいいョ。

制作総指揮 鄒文懷/何冠昌
監督 成龍
出演 成龍 張曼玉 董驃 郭錦恩
1988年 香港/東宝東和配給

(記:うずらまん編集長)

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【開心書店】『香港記』大橋健一著
NTT出版/1997年刊

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この本、もう15年以上前の本である。香港の街観察記録。街に住み、路上から香港を見つめた視線は、実質的に山口文憲の『香港 旅の雑学ノート』のあとを引き継ぐような内容になっている。実際にこの観察記を本にまとめることを進めてくれたのが山口さんだと本の中にも出てきた。

 通勤の読書でこの本を再読してみた。幾度かの本の大量処分の際、香港関連本も随分処分したのだけど、その選別をすり抜けて残った本だから、僕の中で特別位置づけにあった本なのだがすっかり内容は忘れていた(笑)。

 1989年から香港返還の1997年の途中までの観察記録である。ビルの雑居具合、九龍寨城、新聞スタンド、地底厠所、天星小輪、二階建てバス、香港のRoyal、今はなきヤオハンのことも出てくるし、そして返還を目の前にした変化。淡々とその観察記録が綴られている。別段、面白おかしく語ろうというような演出もないが、文章は無表情でもない。そこに何度も通い、そして住んでみた人が、肌で感じたことが伝わってくる。

 さて、返還から15年が過ぎた。返還で大きく変化したところもあり、またあまり変わっていないところもある。変わったところでは、上得意だった日本人観光客の地位は転落し、今や大陸さまが大量に団体で押し寄せている。香港の観光旅行ガイドは日本でも一時のブームほどではないにしろまだ刊行し続けられているが、路上観察記録はどうなっているのだろう。そろそろこの本の続きが読みたいものだ。
(記:うずらまん編集長)

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